Hotel Verde Blog
スタッフブログ
2024/07/04
梅雨明け間近
今年の梅雨は、近年ではかなり梅雨らしい感じになったなぁ、、、と思っているのは私だけでしょうか?
ホテルヴェルデスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!!
本稿は、施設部の祖父江が担当しております。
さて、まだ確定的な話ではありませんが、今年の梅雨は平年並みの今月中旬には明けそうな予報です。
梅雨が明けますと、夏の各種イベントが始まりますね。
今回は、花火のルーツについて語ります。
近代花火の始まりは江戸時代
花火は、中国は秦の時代、万里の長城で通信手段として火薬が「のろし」として使用されたことに
端を発し、シルクロードより各国へ渡ったとされています。そして、近代的な花火はイタリアに始
まり、16世紀頃に日本へと伝わりました。しかし当時は現在のような鑑賞する花火ではなく、あ
くまで「のろし」として合戦の合図の役割でしかなかったのです。それが現在のような「鑑賞する
花火」として登場したのは江戸時代に入ってから。伊達政宗や徳川家康が花火を鑑賞したという記
録も実際にあるそうです。
こうして、「鑑賞する花火」は諸大名たちの間で流行し、やがて庶民へと広がり、「花火師」も登
場しました。
享保18年(1733年)から「両国川開き花火」(現在の隅田川花火大会)が始まり、年中行事
として江戸の夏を彩る風物詩となりました。これが現在全国で開催されている「花火大会」のルウー
ツと言えるでしょう。
「た~ま~や~」の掛け声
江戸時代に活躍していた花火師が「玉屋一郎兵衛」や「鍵屋弥兵衛」。
この腕利きの花火師の屋号が、現在でも花火があがると
「た~ま~や~!」「か~ぎ~や~!」と叫ばれている理由です。
21世紀の花火
花火師の技術の進歩により。様々な色や形や大きさの花火が生まれてきました。更には、最近では
コンピュータ制御を用いた、BGMやプロジェクションマッピングとのシンクロによる、壮大な演出
がなされています。
そして、そのような最新技術を用いたイベント「さのよいファイヤーカーニバル2024」が、
今月14日(日)20:00より始まります!!
ちなみに、「さのよい」とは、炭坑節の合いの手「さ~のよいよい♪」から来ています。
おおよそ「そりゃあ良いね!」と言った意味合いになるかと思われますが、唄の合いの手に
深い意味を求めなくても良いかも知れませんね。
それでは、熱中症に十分に気を付けて猛暑を乗り切ってまいりましょう!!
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