Hotel Verde Blog
スタッフブログ
2022/08/04
お盆とは??
ブログをご覧の皆様、こんにちは! そして、残暑お見舞い申し上げます!!!
ホテルヴェルデ施設部の祖父江です。
もうじきお盆を迎えますね。今回は、「お盆」についてのお話です。
そもそも「お盆」とは?
多くの方にとって、夏の連休としての意味合いが強い印象ではないでしょうか。
本来の意味は、意外と周知されていないようですので、本稿では、日本におけるお盆の持つ意味や
起源について改めて確認していきます。
亡くなった人の魂が現世に戻る期間
お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれます。亡くなられた方やご先祖様が、あの世と
呼ばれる世界(浄土)から、この世(現世)に戻ってくる期間の事です。
故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せ(冥福)を祈る
機会となっています。
お盆の起源
「盂蘭盆会」は、仏教の「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経に由来しているとされています。
盂蘭盆経の「盂蘭盆(うらぼん)」は、サンスクリット語の「ウラバンナ(逆さ吊り)」が起源。
お釈迦様の弟子の一人、目連にまつわる言い伝えをあらわしているのです。
その言い伝えとは、亡き母が地獄で逆さ吊りの刑を受けていることを知った目連が、母親を救済する
方法をお釈迦様に聞くというもの。お釈迦様の教えが「(旧暦)7月15日に供養せよ」というもの
だったことから、現在のお盆の風習が始まったとされています。
お盆の風習や過ごし方
亡くなった人やご先祖様を供養する期間とされるお盆。この世に戻ってくる魂を迎えるために、どの
ように過ごせばよいのでしょうか?
よくあるお盆の風習
住む地域や信仰する宗教によって、お盆の風習は変わってきます。一般的には、盆の入りである13日
に迎え火を焚いてご先祖様をお迎えし、盆明けの16日に送り火を焚いてあの世へ再びお送りします。
仏壇にお盆飾りをし、14、15日には家族と同じ食事を3度お供えする事が多いようです。
これを「仏膳」と呼び、専用のお椀とお皿などのセットがあります。
お盆の過ごし方やすべきこと
お盆期間中は、ご先祖様を供養するために過ごします。法要はもちろん、お墓参りでお供えすることも、
盆踊りを奉納することも正しい過ごし方です。
ちなみに、お盆期間中に水辺に行くことはいけない、と言うのは迷信ですのでご安心を。
以上、「お盆」に関する基礎的なお話をさせていただきましたが、皆様の今年のお盆の予定はいかがで
しょうか?
荒尾市近辺のご出身で、お盆に里帰りされる方々、8/13、14はグリーンランドで花火の打ち上げも
予定されておりますので、是非ともご覧になって頂きたいと思います。
それでは、熱中症や新型コロナウィルスの感染対策にも気を配りつつ、皆様が楽しい夏を過ごせます
ように!!
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