Hotel Verde Blog

スタッフブログ

2022/12/04

クリスマス

スタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!

ホテルヴェルデ施設部の祖父江です。

12月に入り、急激に寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、早くも師走ですね。新型コロナウィルスが蔓延する前の世の中であれば、忘年会やクリスマス等で

街はざわめきも増し、キラキラとした美しい電飾に彩られ、何となくソワソワ・ワクワクした気分に浮かれ

る人も多かったかと思います。

大人も子供も、クリスマスと聞けば楽し気な、或いは華やかな場面を想像される事でしょう。

そこで、本稿ではクリスマスの由来について紹介させて頂きたいと思います。

クリスマスの由来

クリスマスとは、イエス・キリストの降誕祭です。新約聖書では、キリストの生まれた日を特定していません。

そのため、降誕祭とは「キリストの誕生日」ではなく、「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」となります。

しかしながら、クリスマスのお祝いとは、いつ始まったのか?どういう経緯で始まったのか?については、聖書に

記述がないので、詳細は不明です。

では、なぜ世界中で、そして多くのキリスト教の諸教派で12月25日が共通してクリスマスなのでしょうか?

諸説ありますが、代表的な由来をご紹介いたします。

クリスマスが12月25日であることの由来

正確な年代は分かっていませんが、紀元2世紀~4世紀頃に始まったという説が有力視されているようです。

当時のヨーロッパは、ローマ帝国時代。キリスト教は国教ではありましたが、まだまだ民衆には定着していません

でした。

ちょうどその頃、ペルシャから太陽信仰の性格を持つミストラル教という宗教が伝わってきました。そして、この

ミストラル教には「光の祭り」という信仰上の大切な行事がありました。「光の祭り」が行われるのは、一年で

最も昼間が短くなる冬至。この日を境に再び昼間が長くなっていく、すなわち太陽の力が強まって行くことを意味

するからです。その頃、12月25日が冬至にあたっていました。

一方で、ローマ帝国もともとの土着の祭りとして、農耕の儀式もまた12月25日前後に執り行われていました。

そこでローマ帝国は、イエス・キリストを「光」に例え、「光(太陽)の復活はキリストの復活」とし、前述の

土着の祭りを全て吸収する形で12月25日をキリストの降誕祭に制定します。他の宗教との対立を防ぐための、

折衷案としての意味合いもあったのでしょう。

このやり方は、キリスト教を広める大きなきっかけにもなりました。

ちなみに、クリスマスツリーについては、古代ゲルマン民族のお祭りから伝わったとされています。

クリスマスイブとは?

「イブ」とは、英語の「evening(夜)」と同じ意味の古語「even」のことであり、クリスマスイブとは「クリスマス

の前夜」ではなく、「クリスマスの夜」のことなのです。これには、キリスト教の前身にあたるユダヤ教の暦が

大きく関わっています。

ユダヤ歴では、日没が一日の変わり目とされています。そのため、12月24日の日没から12月25日の日没までが

「クリスマス」となります。クリスマスイブは、すでにクリスマスに含まれている24日の日没から深夜までという

ことになります。

まだまだ、色々な話は尽きませんが、クリスマスの由来についてはこの辺りでお終いにしておきます。

 

 

グリーンランドの園内は、様々なイルミネーションで彩られております。

ご家族や大事なパートナーと共に、クリスマスイブを園内で過ごし、ホテルヴェルデの温泉に浸かったり、ディナーを

楽しんだりというプランはいかがでしょうか?

皆様の楽しい思い出つくりの一助となれましたならば、幸いで御座います。

 

少し早めではありますが、良い年末年始をお過ごし下さい!!!

 

 

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