Hotel Verde Blog
スタッフブログ
2023/02/04
節分
ホテルヴェルデ・スタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
ヴェルデ施設部 祖父江です。
冬の寒さにもいくらか身体が慣れてきたような気がする頃には、もう来月には
気象庁の天気予報では「春」と言うことになりますね。
さて、本稿公開よりも日付は前になってしまいますが、今回は節分の由来についてご紹介いたします。
節分の節(せつ、せち)とは季節のことで、季節を分けるので「節分」となります。
日本では、春夏秋冬の四季と、その始まりや終わりがありますね。
春の始まりが「立春」で、立春から立夏(5/5頃)の前日までが春となります。
立春は冬至(昼が最も短い日)と春分(昼と夜の長さがほぼ同じ日)の中間になります。
立春の前日の節分は、2023年においては2月3日となっています。
旧暦では、立春は新年となっているので、節分は1年の最後の日になり、年越しの日でもあります。
節分の鬼の由来
季節の変わり目は体調を崩しやすいですよね。
節分の頃はまだ寒いので「人の身に病気を起こすと信じられていた悪い気」の邪気を、鬼として
祓っていました。
鬼の由来は、その「邪気」=「鬼」との考えからと思われます。
また、鬼の頭には牛の角が生えていて、虎のパンツを履いているのには理由があります。
何をするにも避けなけれはならない方角である鬼門(北東)が、古くから鬼が出入りする方角と
されています。
十二支の方位の北東が、丑(うし)と寅(とら)の間にあるので、鬼は丑の方の角と寅のパンツを履い
ているのです。
豆まきの由来
節分の豆まきの由来ですが、中国から「追儺(ついな)」という鬼を祓う儀式が宮中に伝わり、季節
が変わる時に発生する邪気である鬼を祓うための「悪霊祓い」の儀式が、節分の豆まきの原型になった
ようです。
豆まきに使われる大豆や落花生は、マメ科の穀物で生命力と魔除けの力があると信じられています。
また、豆は鬼の目に魔目(まめ)をぶつけて退治して、魔を滅する「まめ」にもなります。
豆をまく時に、一般的には「鬼は外!福は内!」と声を出しますが、「福は内!鬼も内!」と声を
出す地域もあるそうです。
豆まきは、邪気(鬼)に豆を投げつけて退散させ、次の日から始まる春からの一年間を病気をせずに
健やかに過ごせるようにと願う行事となります。
豆をまいた後、自分の数え年の数の豆を食べます、、、、、、、大人になると、食べるのが大変!!!
その他にも、関西地方発祥と言われる「恵方巻」や「柊鰯(ひいらぎいわし)」等、様々な厄払いや
縁起担ぎの習わしがあります。
もうじきやって来るバレンタインデー同様に、細かい事に拘らず、ご家族や友人たちと楽しく過ごせる
ツールとして利用するのが吉ではないでしょうか。
それでは、残り少ない冬の日を、どうか皆様が健やかに楽しく過ごせますように!!!!!
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